MIT Press、JiscがMIT PressのD2Oのライセンシングおよび請求処理を一元化すると発表

2021年08月05日

北米・中南米 ヨーロッパ

MIT (Massachusetts Institute of Technology、マサチューセッツ工科大学)  Pressは、7月28日、Jiscが MIT PressのD2O※のライセンシングおよび請求処理を一元化すると発表した。

これにより、Jiscの参加機関の図書館は、契約交渉が不要となり、同コンソーシアムを通じて、一元化されたD2Oのライセンシングおよび請求処理サービスを利用できる。

9月30日以前にD2O のサポートを表明した図書館は、Rosalind Krauss、Daniel Dennett、Noam Chomskyらの著作を含む図書アーカイブにアクセスでき、MIT Press Directプラットフォームの図書コレクションの割引を受けられるという。

なお、2022年にD2Oが目標値を達成できなかった場合でも、D2Oに参加する図書館は料金を支払うことなくアーカイブコレクションにアクセスできる。

※図書館が共同でOAモノグラフに出資する出版モデル。1つのコレクションの1タイトルを購入する従来の出版モデルではなく、参加費を1度だけ支払い、モノグラフをOA化する。

[ニュースソース]

Jisc to manage central licensing and invoicing for Direct to Open from the MIT Press — MIT Press 2021/07/28 (accessed 2021-08-02)

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