NISTEP(National Institute of Science and Technology Policy、科学技術・学術政策研究所)は、8月10日、「bioRxivに着目したプレプリントの分析」(DISCUSSION PAPER No.197)を公表した。
これは、2020年8月に行ったプレプリントサーバー" arXiv.org "の調査に続くもので、2013年11月7日~2021年4 月17日のbioRxivのデータ11万7,293件について、原著論文との関係、引用などの観点から、bioRxivの特徴および分野別特性を分析した。
その結果として、2017年から毎年約1万件ずつ投稿数が増加し2020年には4万件を受け付けたこと、arXivと異なり分野間の差がほとんど見られなかったこと、4割程度が原著論文となりOA(オープンアクセス)ジャーナルに掲載される傾向が強いことなどがわかったという。
bioRxiv に着目したプレプリントの分析(pdf: 全51ページ)
※以上、NISTEP (accessed 2021-08-12)
[ニュースソース]
bioRxivに着目したプレプリントの分析[DISCUSSION PAPER No.197]公表について - NISTEP 2021/08/10 (accessed 2021-08-12)
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2020年08月27日 NISTEP、「arXiv に着目したプレプリントの分析」を公表