Emerald社は、9月14日、同社の学術文献プラットフォームEmerald Insightに、機関外からのアクセス認証サービス"SeamlessAccess"を導入したと発表した。
本サービスは、利用者が過去に機関認証を行った際の情報を自動的に認識し記憶するため、利用者が後日、同プラットフォームにログインする際に機関名を検索せずに済むというもの。
本サービスは、導入しているすべての出版社プラットフォームで利用できるため、ユーザーが導入済みのほかのプラットフォームに移動しても自動的に機関のメンバーとして認証されるという。
Emerald社は、リモートワークのしやすさがこれまで以上に重要視される中、本サービスが研究者の効率的なアクセスの一助となると述べている。
[ニュースソース]
Emerald Publishing improves remote access through SeamlessAccess integration on Insight platform ― Emerald 2021/09/14 (accessed 2021-09-17)
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