NIH、ゲノム変異研究コンソーシアムIGVFに5年間で1億8,500万ドルを資金提供したと発表

2021年09月24日

北米・中南米

NIH(National Institutes of Health、米国立衛生研究所)は、9月9日、同研究所傘下のNHGRI(National Human Genome Research Institute、国立ヒトゲノム研究所)が開始したコンソーシアムIGVF(Impact of Genomic Variation on Function)に、5年間で1億8,500万ドルの資金を提供したと発表した。

同コンソーシアムは、ゲノム変異がヒトゲノム機能をどのように変化させるか、そのような変異がヒトの健康と疾患にどのように影響するかを解明することを目的としている。

同コンソーシアムは今後、研究に用いたアプローチとその成果に関するカタログの作成や、ゲノム機能に対する変異体の影響を予測するための計算モデリングアプローチの開発を行う。また、将来の研究プロジェクト支援のために、すべての情報をWebポータルで研究コミュニティーに提供するという。

[ニュースソース]

NIH providing $185 million for research to advance understanding of how human genome funct​ions ― NIH 2021/09/09 (accessed 2021-09-16)