PLOSは、9月13日、研究データの共有・発見性向上の検証のための助成金をWellcomeから獲得したと発表した。
これにより、データリポジトリの利用促進および論文と研究データ間のリンク改善のためのソリューションとして、ジャーナル"PLOS Pathogens"の投稿プロセスにおける研究データの保管先としてDryadを導入。2021年後半からその効果を検証するという。
PLOSは、検証の成果として、著者によるデータリポジトリの利用増加やPLOSの論文からリンクされた研究データの増加、同ソリューションがオープンリサーチ慣行の促進において費用対効果も含め効果的な理由や利点を理解できるようになることなどが期待できるとしている。
[ニュースソース]
Wellcome Trust awards PLOS a grant to test ways to increase sharing and discovery of research data — PLOS 2021/09/13 (accessed 2021-09-15)
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