Brown University、デジタルスカラシップ開発の研修機関の立ち上げを発表

2021年09月29日

北米・中南米

米国のBrown University(ブラウン大学)は、9月14日、デジタルスカラシップ開発の研修機関"Born-Digital Scholarly Publishing:resources and Road Maps"を立ち上げると発表した。

NEH(National Endowment for the Humanities、全米人文科学基金)の助成によって開始する本機関では、専門分野や所属機関の異なる学者15人を対象にトレーニングを実施。大学出版物向けデジタルスカラシップの開発に必要なスキルを習得させるという。

3週間にわたるセッションで、オープンソースツールやプラットフォームの使い方、大規模プロジェクトの管理方法、出版業界の関係者と連絡を取る方法やタイミングなどを学ぶという。

同大学は、2015年にもデジタル時代における研究の共有方法の変革を目的としたイニシアチブ"Digital Publications Initiative"を立ち上げている。

[ニュースソース]

With new federal grant, Brown to host training institute based on digital scholarship expertise― Brown University 2021/09/14 (accessed 2021-09-17)