Taylor & Francis社は、9月30日、ドイツのコンソーシアムKonsortium der sächsischen Hochschulbibliotheken※と12カ月間のOA図書契約を締結したと発表した。契約は、自動更新される。
本契約により、同コンソーシアムに参加する大学図書館の著者は、BPC (Book Processing Charge、図書出版料) を負担せずに図書をOAで出版できるようになる。また、コンソーシアム参加機関はBPCの20%割引を受けられる。
同時に、Taylor & Francisグループの人文・社会科学出版社Routledgeや工学・科学出版社CRC Pressなどの幅広い分野の図書にアクセスできる。
同社によると、OA図書は非OA図書に比べてダウンロード数が平均で10倍、引用数が2.4倍だという。
※ドイツのザクセン州の16の大学図書館からなるライセンスコンソーシアム。
[ニュースソース]
Konsortium der sächsischen Hochschulbibliotheken and Taylor & Francis Group sign OA Books Deal ― Taylor & Francis 2021/09/30 (accessed 2021-10-05)
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