JST(科学技術振興機構) NBDC(National Bioscience Database Center、バイオサイエンスデータベースセンター)は、9月27日、「JOSS2021 参加報告 - データのFAIR度を測定する取り組み」と題する記事を公開した。
本記事は、6月14〜19日にオンラインで開催されたJOSS(Japan Open Science Summit)において、NBDC研究員の信定氏が講演した「FAIR Evaluation - FAIR度の測定」の内容を主に紹介したもの。
公開データあるいはデータ公開基盤のFAIR度の測定(FAIR Evaluation)基準に関する、ヨーロッパのグループによる取り組み"FAIR Evaluation Services"を紹介。同グループは、ユニークIDを持つか、メタデータが整備されているか、利用許諾が明示されているかなどを基準とし、自身のデータを判定できるWebサイトも構築しているという。
そのほか、米国の同様の取り組みも紹介している。
[ニュースソース]
JOSS2021 参加報告 - データのFAIR度を測定する取り組み ― NBDC 2021/09/27 (accessed 2021-10-05)
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