IOPP(IOP Publishing)は、10月7日、 "Environmental Research series"として完全OA(オープンアクセス)ジャーナル3誌を創刊したと発表した。
創刊するのは、"ERH(Environmental Research: Health)" "ERCL(Environmental Research:climate" "ERE(Environmental Research: Ecology)"で、同シリーズは計6タイトルとなった。ERHとERCLはすでに投稿を受け付けており、EREは2021年後半に受付開始予定。
本創刊は、SDGs(Sustainable Development Goals、持続可能な開発目標)関連の研究の急増を反映しており、この分野の研究は今後さらなる進展が予想されるという。
IOPPは著者にデータとコードの共有を奨励し、著者はダブルブラインド査読※も選択できる。また、IOPPは、2024年までに3誌に投稿される論文のAPC(Article Publication Charge、論文掲載料)を免除する。2024年以降も、低・中所得国の著者はAPCを免除される。
※査読者、著者ともに互いを明かさない査読方式。
[ニュースソース]
Three new academic journals to meet growing demand for environmental research ― IOPP 2021/10/07 (accessed 2021-10-12)