NISTEP、「全国イノベーション調査2020年調査統計報告」を公表

2021年10月21日

日本

科学技術・学術政策研究所(NISTEP)は、10月15日、「全国イノベーション調査2020年調査統計報告」(NISTEP REPORT No.192)を公表した。 

NISTEPでは、わが国における民間企業のイノベーション活動の実態や動向を調査する「全国イノベーション調査」を行っているが、今回公表した報告書は2020年調査(参照期間2017~2019年)の結果をまとめたもの。

対象は、従業者10人以上を有する(一部の産業を除く)44万2,978社。

主な結果として49%がイノベーション活動を実行していたこと、10%がプロダクト・イノベーションを行い、そのうち52%が市場新規プロダクト・イノベーション(他社も導入していないプロダクト・ イノベーション)を実現していたこと、イノベーション活動実行企業のうち,大企業ほど大学や高等教育機関と協力してイノベーション活動を実行していたことなどが示されている。

なお、本結果はOECDにも提供され、今後、国際比較も可能になるという。

全国イノベーション調査2020年調査統計報告(html

※以上、NISTEP (accessed 2021-10-20)

[ニュースソース]

全国イノベーション調査2020年調査統計報告 [NISTEP REPORT No.192] の公表について ― NISTEP 2021/10/15 (accessed 2021-10-20)

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