EIFL(Electronic Information for Libraries)※は、11月1日、OpenAthensとの契約締結を発表した。契約は2023年12月まで。
本契約により、37のEIFLパートナー国の図書館は、シングルサインオンによってユーザーに電子リソースへのリモートアクセスを提供するID・アクセス管理ソリューション"OpenAthens Lite"を割引料金で利用できる。
OpenAthens Liteでは、コンテンツがどのくらいの頻度でどのようなユーザーにアクセスされているかなどの利用統計の取得や、最大20社のベンダーとの接続も可能。
対象はアルバニアやフィジー、タンザニアなど、ヨーロッパ、アジア太平洋、アフリカに及ぶ。
※アフリカ、アジア、ヨーロッパの開発途上国などにおいて、図書館と協働して知へのアクセスを促進する非営利組織。
[ニュースソース]
EIFL SIGNS NEW AGREEMENT WITH OPENATHENS ― EIFL 2021/11/01 (accessed 2021-11-04)
OPENATHENS LITE ― EIFL (accessed 2021-11-04)
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