EIFL(Electronic Information for Libraries)※は、11月8日、CUP(Cambridge University Press、ケンブリッジ大学出版局)との出版契約を2022年12月まで更新したと発表した。
本契約により、EIFLパートナー国のうち、コンゴやミャンマーなどの11カ国の図書館は無料で、アルバニアやウクライナなどの11カ国の図書館は割引料金で、CUPのジャーナルコレクションの406タイトルにアクセスできる。
また、18カ国の責任著者はAPC(論文掲載料)を負担せずに、13カ国の責任著者は50%割引で、CUPの45の完全OA(オープンアクセス)ジャーナルにOAで論文を出版できる。
※アフリカ、アジア、ヨーロッパの開発途上国などにおいて、図書館と協働して知へのアクセスを促進する非営利組織。
[ニュースソース]
EIFL, CUP RENEW ACCESS & PUBLISHING AGREEMENT ― EIFL 2021/11/08 (accessed 2021-11-10)