JSPS(Japan Society for the Promotion of Science、日本学術振興会)は、11月8日、「人文学・社会科学におけるデータ共有のための手引き」を公開した。
本手引きは、JSPSが2018年度から実施している人文学・社会科学データインフラストラクチャー構築推進事業の成果の一つ。10章構成で、データ共有の意義、データ管理計画、メタデータ、データのフォーマット、データの保管、データ共有に関する倫理的側面、個人情報と匿名化、著作権、データアーカイブについて説明している。
JSPSは、データは開始時点からデータの共有・利活用・寄託を意識した形式で作成することが望ましいとし、今後はデータの共有・利活用・寄託がほぼ必須になるであろうと指摘。この手引きにより、これらの大切さを周知・促進し、人文学・社会科学分野の研究の振興を図りたいとしている。
人文学・社会科学におけるデータ共有のための手引き(pdf:全73ページ)
※以上、JSPS (accessed 2021-11-10)
[ニュースソース]
人文学・社会科学におけるデータ共有のための手引きを公開しました。 ― JSPS 2021/11/08 (accessed 2021-11-10)