KISTI（韓国科学技術情報研究院）は、10月8日、国家OAプラットフォームKOARの名称を"AccessON"に変更すると発表した。
AccessONは、学術コミュニケーションのライフサイクルにおけるOA（オープンアクセス）化を総合的にサポートするプラットフォーム。世界中のOA論文の検索、オンライン共同執筆、ジャーナルのセルフアーカイビングのためのリポジトリなどのサービスを提供しており、3,000万件以上の論文の全文を無料公開している。
KISTIは、今後について、次世代投稿審査システムを備えることで同プラットフォームの役割を拡大する計画で、オープンデータプラットフォーム"DataON"や科学技術知識インフラサービス"ScienceON"との連携を強化し、国家的なオープンサイエンスおよびDX（デジタルトランスフォーメーション）を推進していくという。
なお、ChromeWebストアやMicrosoftストアにおいて、KOARという名称で公開しているOA論文識別ツールおよび共同執筆ツールの名称もAccessONに変更するという。
［ニュースソース］
국가오픈액세스플랫폼 브랜드 AccessON으로! — KISTI 2021/10/08 (accessed 2021-11-11)
［小欄関連記事］
2020年11月05日 KISTI、NDSLのScienceONへの統合を発表
2020年03月27日 KISTI、OA論文の検索、出版、公開、モニタリングをサポートするプラットフォーム"KOAR"を公開