カナダのUniversity of Waterloo(ウォータールー大学)は、11月9日、アフリカの言語の自然言語処理を行うAI(Artificial Intelligence、人工知能)モデル"AfriBERTa"を開発したと発表した。
アフリカ大陸の広い範囲で利用できる自然言語処理機能が稀少であることから開発された本モデルは、アムハラ語やハウサ語、スワヒリ語などの11言語のテキストを分析し、多くのタスクを実行することを目的としている。
ニューラルネットワークおよびディープラーニング技術の活用により、リソースの少ない言語でも最先端の結果を得られるという。
また従来のモデルは、数千ギガバイト(GB)のデータから単語間の統計的な関連性を学習し人間の言語知識を模倣するが、本モデルは1GBのテキストから学習や模倣を行うという。
[ニュースソース]
New AI brings the power of natural language processing to African languages ― University of Waterloo 2021/11/09 (accessed 2021-11-16)