SCOSS、今後3年間の戦略"SCOSS STRATEGY 2022 - 2024"を公開

2021年11月26日

北米・中南米 ヨーロッパ

SCOSS(Global Sustainability Coalition for Open Science Services)※は、11月17日、2022~2024年の戦略を示した"SCOSS STRATEGY 2022 - 2024"を公開した。

本戦略は、オープンサイエンスインフラの維持およびその持続的で活発なエコシステムによる研究のサポートを目的としている。夏にアンケートやインタビュー、フォーカスグループを通じて行われた研究コミュニティーとの協議に基づいて策定された。

3つの主要目標として、資金提供や支援を通じたオープンサイエンスインフラの持続可能性の促進、アドボカシー活動やコネクション構築を通じた非営利オープンサイエンスインフラの価値に関する世界的な認識の向上、審査・選定を通じたオープンサイエンスインフラへの信頼の構築および維持を示している。

具体的には、インフラへの資金提供を継続するよう会員への働きかけ、新たな図書館コンソーシアム会員や国レベルの資金提供者の誘致、資金提供を妨げる法的・構造的な障害の特定および排除、財務および運営の透明性の確保などを行う。

※OA(オープンアクセス)およびオープンサイエンスのための長期的なインフラの確保などを目的としている組織。

[ニュースソース]

HOT OFF THE PRESS! SCOSS PUBLISHES ITS STRATEGY FOR 2022-2024 ― SCOSS 2021/11/17 (accessed 2021-11-22)