JPCOAR(Japan Consortium for Open Access Repositories、オープンアクセスリポジトリ推進協会)は、11月18日、「リポジトリのグッドプラクティスのためのCOARコミュニティフレームワーク」チェックリスト ver.1を公開した。
これは、COAR(Confederation of Open Access Repositories、国際オープンアクセスリポジトリ連合)が2020年10月に公表した"COAR Community Framework for Best Practices in Repositories"に基づき、リポジトリの機能や運用を日本の実務レベルでチェックできるようにしたもので、COAR の示した9の目標※に沿ったチェック項目、各項目の解説、特性などを記している。
本チェックリストを利用することで、リポジトリ担当者が自機関のリポジトリを、COARが定めたグッドプラクティスに基づいて評価でき、改善点の発見や将来に向けた機能、ポリシー、運用についての検討などが可能になるという。
※発見可能性、アクセス、再利用、完全性と真正性、品質保証、センシティブデータのプライバシー、保存、持続可能性とガバナンス、その他。
[ニュースソース]
「リポジトリのグッドプラクティスのためのCOARコミュニティフレームワーク」チェックリスト ver.1を公開しました ― JPCOAR 2021/11/18 (accessed 2021-11-25)
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