Springer Nature社は、12月2日、ゴールドOA(オープンアクセス)で即時出版したプライマリーリサーチおよびレビュー論文が100万件に達したと発表した。
これは、同社が2005年以降に出版した全論文の25%がゴールドOAであることを意味するという。2020年は、出版した論文の34%がゴールドOAであった。
この100万件の論文を分析すると、2016年以降26億回ダウンロードされていること、44%は医学論文であること、社会科学・人文科学は2015年から2020年にOA化率が2倍になっていること、最も多くOAコンテンツを出版しているのは欧州(40%)で、最も多く論文をダウンロードしているのはアジア(34%)であることなどがわかった。
[ニュースソース]
Major milestone reached as Springer Nature publishes one million Open Access articles ― Springer Nature 2021/12/02 (accessed 2021-12-07)