NISTEP(National Institute of Science and Technology Policy、科学技術・学術政策研究所)は、12月14日、「科学技術への顕著な貢献2021(ナイスステップな研究者)」を選定し発表した。
本年度は、NISTEPの調査研究活動で得た情報や専門家ネットワークへの調査から得られた情報を基に、390名の候補者を特定。その中から、研究実績や「人文・社会科学との融合等の新興・融合領域を含めた最先端・画期的な研究内容」「産学連携・イノベーション」「国際的な研究活動の展開」などの観点から、今後活躍が期待される30~40 代の若手研究者(平均年齢40.0 歳)を中心に10名を選定したという。
選定された研究者は、生命の進化や物質に関する先進的な基礎研究や、人文学分野に情報学の技術を応用する融合研究、大型計算機を用いた大規模災害シミュレーションといった現代社会の課題に密接に関わる研究を実施したのみならずその成果を国内外へ展開しているという。
[ニュースソース]
「科学技術への顕著な貢献2021(ナイスステップな研究者)」の選定について ― NISTEP 2021/12/14 (accessed 2021-12-15)
科学技術への顕著な貢献 2021 (ナイスステップな研究者) ― NISTEP 2021/12/14 (accessed 2021-12-15)
[小欄関連記事]
2020年12月21日 NISTEP、ナイスステップな研究者2020を発表