EMBL(European Molecular Biology Laboratory、欧州分子生物学研究所)は、2021年12月16日、新たなオープンサイエンスポリシーを公表した。
これは、出版物・データ・ソフトウェアのOA(オープンアクセス)方針を示したもの。
本ポリシーは、EMBLすべての出版物をEueope PMCでOA公開すること、すべての原稿のプレプリントをEurope PMCにインデックスされるプレプリントサーバーで公開すること、完全なデータセットをFAIR原則にのっとり提出し、作成したソフトウェアをオープンソースにすることを推奨。
また、EMBLの全スタッフにORCID iDの保持を義務化したほか、出版物へのEMBLに対する謝辞の記載の推奨、DORA(San Francisco Declaration on Research Assessment、サンフランシスコ研究評価宣言)の研究評価に基づいてJIF(Journal Impact Factor)の不使用などを明記したという。
[ニュースソース]
Open science at EMBL:A transparent way of working — EMBL 2021/12/16 (accessed 2021-12-27)