Clarivate Analytics社のISI(Institute for Scientific Information)は、1月26日、"Making it count:research credit management in a collaborative world"を公表した。
これは、論文のクレジット(著者の貢献度)に関する分析や、新指標を提案するレポート。
本レポートでは、論文のクレジットが研究者のモチベーション向上・評判・雇用・昇進・資金獲得や、組織・国レベルでの研究促進・資金配分・戦略的意思決定において重要であるが、クレジットシステムが定まっていないことや国際研究協力の増加に伴う共著者数・オーサーシップの増加により、クレジットの割り当てへの理解・解釈が困難になっていると指摘。
クレジットの割り当てへの理解・解釈が困難である要因の分析に加え、学術論文および引用におけるクレジットを分析する新たな手法として"CNCI(Collab-CNCI)"を提案し、それらの利点などを示している。
[ニュースソース]
Clarivate Launches New Global Research Report on Managing Academic Publication Credit in a Collaborative World — Clarivate 2022/01/26 (accessed 2022-01-27)