PLOSは、1月28日、ドイツのWissenschaftsrat(ドイツ学術審議会)のOA(オープンアクセス)に関する声明への支持を表明した。
Wissenschaftsratは、1月24日に、CC BYライセンス下でのOAが科学出版のデフォルトになるべきであるなどとする声明を発表。
PLOSは、同声明で指摘された「OA移行には、出版社の役割の変化(査読コーディネーターや出版サービスプロバイダーとしての役割への移行)といった科学出版システムのパラダイムシフトを伴う」とする点が、PLOSのこれまでの取り組み(OA出版およびOA出版モデルの持続性への支援、価格透明性モデルの採用など)と合致するなどと述べながら、同声明を強く支持するとした。
[ニュースソース]
PLOS response to the Wissenschaftsrat (German Science Council) statement on Open Access ― PLOS 2022/01/28 (accessed 2022-01-31)