IOPP、査読プロセスをすべて公開する査読の透明化を全OAジャーナルに適用すると発表

2022年02月02日

ヨーロッパ

IOPP(IOP Publishing)は、1月31日、査読プロセスをすべて公開する査読の透明化を全OA(オープンアクセス)ジャーナルに適用すると発表した。

これにより、論文の読者は、初期審査から採録決定に至るまでのすべての査読プロセスに関わる履歴(査読者レポート、編集者の採否決定レター、著者の返答)の閲読が可能になるという。

IOPPは、ポートフォリオ全体に査読の透明化を適用した初の物理学系出版社であることに言及。本取り組みは説明責任を果たすことに役立ち、査読者の貢献に対する認知度を高めることにつながるなどと述べた。

[ニュースソース]

IOP Publishing launches portfolio-wide transparent peer review on its OA journals — IOPP 2022/01/31 (accessed 2022-02-01)