NISO(National Information Standards Organization、米国情報標準化機構)は、2月8日、研究成果物に対する貢献者の役割を分類した"CRediT(Contributor Roles Taxonomy)"をANSI/NISO標準 Z39.104-2022として公開した。
"CRediT"は、研究成果物に対する貢献者の14の役割(Writing - original draft, Writing - review & editing, Project administration, Formal analysis ほか)を明示するために2014年に開発されたタクソノミ(分類)。現在、50以上の組織(主に学術出版社)が使用しており、多くのジャーナルに採用されている。
NISOは、CRediTに関わる教育・アウトリーチの取り組みの継続やタクソノミを最新かつ適切に保つ方法を検討する常設委員会の設立も計画しているという。
[ニュースソース]
Contributor Roles Taxonomy (CRediT) Formalized as ANSI/NISO Standard — NISO 2022/02/08 (accessed 2022-02-16)