Georgia Tech(Georgia Institute of technology、ジョージア工科大学)は、2月23日、"Study Reveals Strong Demand for Open-Access Science"と題する記事を公開した。
本記事は、信頼性が高い科学関連出版物とされるNASEM(National Academies of Sciences, Engineering, and Medicine)のOA(オープンアクセス)レポートのダウンロード目的について、同大学のチームが調査した結果を紹介している。
その結果として、米国でのダウンロードについて利用者と利用目的のデータ約160万件を調べたところ、研究目的での利用と並んで約半数がさまざまな職業の人の自己啓発目的であったことが判明した。このことは、一般の米国人が信頼できる科学情報を必要としていることを示しており、誤った情報により操作され、ソーシャルメディアの標的にされる大衆という捉え方と対照的であり、一般の米国人が科学情報へのOAアクセスを重要なものと認識していることが示されたとしている。
また、調査に用いたBERT (Bidirectional Encoder Representations from Transformers)機械学習アルゴリズムが有効であったことも伝えている。
[ニュースソース]
Study Reveals Strong Demand for Open-Access Science — Georgia Tech 2022/02/23 (accessed 2022-02-25)