NISTEP、「科学技術に関する国民意識調査 -DXについて」を公表

2022年03月08日

日本

NISTEP(National Institute of Science and Technology Policy、科学技術・学術政策研究所)は、3月3日、「科学技術に関する国民意識調査 -DXについて」(Discussion Paper No. 205)を公表した。

本調査は、2021年12月に15歳から69歳までの男女3,300人に対して、科学技術の発展、とりわけDX(デジタルトランスフォーメーション)※の推進についての意識を調べたもの。

調査結果によれば、DXについて男性のほうが女性より高く評価している一方、世代間ではあまり差がみられないこと、DXに関して科学者や技術者の話を聞いてみたいとの意見が過半数を占め、さらなる情報提供が必要と思われることなどが判明したという。

そのほか、個人情報の一部共有については医学研究と医療改善および危機的状況への対応で賛同が多かったこと、日常生活でデジタル技術を十分に熟練していると答えたのは男性が半数以上、女性は半数以下だったことなども示されている。

※情報技術の発展によりデジタル化が進展することで、仮想と現実が融合して結びつき、社会全体に不可逆的な変化をもたらすこと。

[ニュースソース]

科学技術に関する国民意識調査 -DXについて-[DISCUSSION PAPER No.205]の公表について -- UKRI 2022/02/22 (accessed 2022-03-04)