University of Minnesota、AI監査のガイドラインの開発を発表

2022年03月25日

北米・中南米

University of Minnesota(ミネソタ大学)は、3月14日、AI(Artificial Intelligence、人工知能)監査のガイドラインを開発したと発表した。

同大学は、小論文・成績証明・課外活動の採点など、学生の選抜や従業員の採用にAIが用いられるようになってきた一方、不公平やバイアスも指摘される現状をふまえ、新しいAI監査のガイドラインを作成した。

人間の行動、倫理基準、テクノロジーにおける公平性とバイアスの概念に基づき、「AIの開発と予測結果」「AIの利用態様」「AIの判定により影響を受ける人々への文化的側面を含めた配慮」という3カテゴリについて監査ガイドラインを設定したという。

研究チームは、この監査ガイドラインを取り入れることで、関係者が公平性について学び、選考対象者の保護方針を立てることにつながるとしている。

[ニュースソース]

Meaningful Standards for Auditing High-Stakes Artificial Intelligence -- University of Minnesota 2022/03/14 (accessed 2022-03-24)