UNCTAD、COVID-19からの回復に科学技術が果たす役割についての国際会議を開催

2022年03月30日

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UNCTAD(United Nations Conference on Trade and Development、国連貿易開発会議)は、3月23日、 国際会議 "UN Commission on Science and Technology for Development" の概要を公表した。

本会議は1992年に開始され、科学技術の現状と持続可能な未来への効果について議論するもの。第25回を迎える今回の会議は、メンバー国の政府関係者、市民社会の代表者、関連する国連機関(Commission on the Status of Women、女性の地位委員会)、ITU(International Telecommunication Union、国際電気通信連合)、UNESCOなど)の関係者らが集い、 "Industry 4.0※ for inclusive development" と "Science, technology and innovation for sustainable urban development in a post-pandemic world" をテーマとして3月28日~4月1日にスイスで行われる。

UNCTADは、発展途上国が国際的な科学技術研究に参加する機会を増やすことで、特にCOVID-19からの回復過程でより大きな利益を受けられるよう、資金の流れを含む研究ネットワークに変化を起こしていきたいとしている。

※「第4次産業革命」という意味合いを持つ語。スマート工場を中心としたエコシステムの構築を主眼とする。

[ニュースソース]

UN to debate how science and technology can boost COVID-19 recovery - UNCTAD 2022/03/23 (accessed 2022-03-29)

About the CSTD - UNCTAD (accessed 2022-03-29)