Authors Alliance※は、3月22日、超党派の議員により米国連邦議会上院に提出された法案"Strengthening Measures to Advance Rights Technologies (SMART) Copyright Act of 2022"に反対すると表明した。
Authors Allianceは、本法案が成立し、インターネットサービスプロバイダーへのSTM(Standardized Technical Measures、標準的な技術的手段)を指定する権限が米国議会図書館長に付与されることで、かえってインターネット上の自由な情報流通が制限され、制作者の創造性が侵害されると指摘。
また、著作権局が広く利害関係者の合意を得られそうなSTMを開発したとしても、結果としてSTM導入に反対する人々を排除することにかわりはないことや、同局がインターネットテクノロジー専門家を置いて本件に適切に対処できるか疑問であることも述べた。
※作家の利益促進を目的とした米国の非営利団体
[ニュースソース]
AUTHORS ALLIANCE OPPOSES THE SMART COPYRIGHT ACT OF 2022 - Authors Alliance 2022/03/22 (accessed 2022-03-30)