IOP(Institute of Physics、英国物理学会)が所有する出版社IOP Publishingは、3月23日、MPDL (Max Planck Digital Library、マックスプランクデジタル図書館)と3年間のOA(オープンアクセス)契約を締結したと発表した。
本契約により、マックスプランク協会所属の研究者は、IOP Publishingの18の完全OAジャーナルと56のハイブリッドジャーナルで、APC(論文掲載料)を支払うことなく論文をOAで出版できる。論文出版経費についてはMPDLが一元的に負担する。
IOP Publishingによれば、2021年に同協会所属研究者の研究成果の65%が同社でOA出版されており、引き続き包括的で公平なOA転換を進めていくとしている。
[ニュースソース]
IOP Publishing strikes a new unlimited open access agreement with Max Planck Society -- IOP Publishing 2022/03/23 (accessed 2022-03-30)