NSF(National Science Foundation、米国立科学財団)は、3月28日、バイデン政権により議会に提出された米国の2023会計年度予算教書(予算の編成方針)を歓迎すると発表した。
今回の予算要求にはNSFへの拠出金約105億ドルが含まれていることや、NSFを科学技術研究とイノベーションを通じて米国を発展させるための中核機関として位置づけたバイデン政権のビジョンが反映されたものであることに言及。
これにより、気候変動・クリーンエネルギー、科学技術研究の多様性確保(マイノリティー研究機関への支援など)、AIやバイオテクノロジーといった新興分野の研究支援、NSFの研究施設の改良と運営体制の強化などが可能になるなどとし、本予算教書を歓迎した。
[ニュースソース]
Statement by NSF Director Sethuraman Panchanathan on the President's Fiscal Year 2023 budget - NSF 2022/03/28 (accessed 2022-03-30)