SPARC Japanは、3月31日、第1期(2019~2021年度)をもって「学術情報流通推進委員会」を終了すると発表した。
同委員会の活動終了について、大学図書館などステークホルダーにおけるOA(オープンアクセス)・オープンサイエンスに関する会議体やアドボカシー活動が拡充しているためと説明。
一方で、今後もSPARC Japanは、OA・オープンサイエンスなどに関わるアドボカシー活動(SPARC Japanセミナー)や国際イニシアチブ(arXiv.org、CLOCKSS,SCOAP3)との連携は継続するとした。
同日には、報告書「SPARC Japan活動の振り返りと今後の方向性」を公開。2003~2018年度は「国際学術情報流通基盤整備事業」として、2019~2021年度は「学術情報流通推進委員会」として活動してきた19年間の歩みを紹介し、学術情報流通の利害関係者が取り組むべき今後の方向性を示している。
[ニュースソース]
学術情報流通推進委員会の終了について ― SPARC Japan 2022/03/31 (accessed 2022-04-08)
「SPARC Japan活動の振り返りと今後の方向性」を公開しました。 ― SPARC Japan 2022/03/31 (accessed 2022-04-08)
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