USAID(U.S. Agency for International Development、米国国際開発庁)は、4月11日、Alcorn State University※と包括的で持続可能な社会経済の発展に向けた協力についてのMoU(了解覚書)を締結したと発表した。
これは米国政府が推進するDEIA(diversity, equity, inclusion and accessibility)に沿った、同庁の" Minority-Serving Institution Partnership Initiative"の一環である。
同大学については、学生にインターンシップ・フェローシップなどによる公共サービス部門での就業機会が提供されるほか、持続可能な流域システム・農業研究・気候変動分析などの先端分野での研究力の活用につながるという。同庁は、カリブ海地域の大学なども加えたネットワークの構築を目指している。
※ミシシッピー州にある、1871年創立のHBCU(Historical Black Colleges and Universities、伝統的黒人大学)
[ニュースソース]
USAID SIGNS MEMORANDUM OF UNDERSTANDING WITH ALCORN STATE UNIVERSITY ― USAID 2022/04/11 (accessed 2022-04-13)
留学生に門戸を開く伝統的黒人大学 ― アメリカンビュー 2020/02/21 (accessed 2022-04-13)