Springer Nature社は、4月12日、Figshareと共同で研究データ共有をサポートする無料のサービスを試行すると発表した。
同社は、複雑な登録プロセスなどの要因により研究データを公開する研究者が全体の40%以下にとどまっている現状を指摘。
論文投稿時にFigshareを用いて簡便に研究データを登録できるサービスを同社のNatureリサーチ誌およびAcademicジャーナルなどの一部のジャーナルで導入し、成果を分析してサービス拡大の可能性を検証するとしている。
[ニュースソース]
Springer Nature and Figshare announce pilot to improve data sharing ― Springer Nature 2022/04/12 (accessed 2022-04-14)
シュプリンガー・ネイチャーとFigshare、データ共有の進展に向けたパイロットプロジェクトを発表 ― nature asia 2022/04/14 (accessed 2022-04-14)
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