UN(United Nations、国際連合)は、4月27日、中等教育レベルの数学における男女間の成績差が消滅する傾向にあるとする調査結果を発表した。
これはUNESCO(United Nations Educational, Scientific and Cultural Organization、国連教育科学文化機関)が、世界120カ国で行った教育調査の報告書" Global education monitoring report 2022: gender report, deepening the debate on those still left behind"を基にしたもの。
数学や科学、読解力の成績で女子が男子を上回るケースもある一方、STEM分野での就業を目指す女子が少ない、女子の就学機会が奪われているなどの課題もあらわれ、ジェンダーバイアスと先入観が女子教育の障壁であり続けているとしている。
[ニュースソース]
Girls' performance in maths 'starting to add up to boys', says UNESCO ― UN 2022/04/27 (accessed 2022-05-02))