Springer Nature社は、5月11日、MPDL(Max Planck Digital Library、マックスプランクデジタル図書館)とOA(オープンアクセス)ブックに関する契約を締結したと発表した。契約は3年。
本契約により、Max Planck協会の86の研究所に所属する著者は、BPC(Book Publishing Charge、図書出版費用)の割引を受けてOA図書を出版できる。BPC割引・助成について、MPDLが一括管理を行う。
本契約のBPC割引の対象は、すべてのSpringer Nature社のインプリントの図書で、OA図書はCC BYライセンスの下、同社のSpringerLinkを通じて利用できるようになる。
同社にとって、今回のOA図書契約は5件目、機関契約としては2件目、契約規模としては最大であるという。
[ニュースソース]
Partnership with Max Planck Society marks Springer Nature's largest open access book deal -- Springer Nature 2022/05/11 (accessed 2022-05-11)
[プレスリリース] シュプリンガー・ネイチャー、マックス・プランク協会と過去最大のオープンアクセス書籍出版契約を締結 -- Springer Nature 2022/05/11 (accessed 2022-05-13)