NDL(National Diet Library、国立国会図書館)は、5月9日、博物館・公文書館にISIL(International Standard Identifier for Libraries and Related Organizations、図書館および関連組織のための国際標準識別子)※付与を開始すると発表した。
これまでは図書館(国立国会図書館、大学図書館、公共図書館、専門図書館など)を付与対象としていたが、2022年10月から博物館および公文書館に対象を拡大するという。
これにより国内の関連組織を一意に同定可能な機関情報データが整備され、調査研究や資料管理などへの活用が期待される。
※図書館と、博物館や文書館などの関連組織に付与される国際的な識別子で、国際規格ISO 15511として発行され、世界30カ国以上で採用されている。日本国内では、2011年から同図書館がISILの付与・管理を行っている。
[ニュースソース]
2022年10月から博物館・公文書館へのISIL付与を開始します ― NDL 2022/05/09 (accessed 2022-05-16)
図書館及び関連組織のための国際標準識別子(ISIL) ― NDL (accessed 2022-05-16)
2022年10月から博物館・公文書館へのISIL付与を開始します― NDL (accessed 2022-05-16)