cOAlition Sは、5月24日、出版費用やサービスを比較できるポータルJCS(Journal Comparison Service)のリリースおよび、同ポータルへの出版社からのデータ登録受付を開始したと発表した。
これにより、出版社は、サービス契約への署名後、Plan Sの透明性の枠組みに沿ったジャーナル単位での価格・サービスに関わるデータを登録でき、今後、出版頻度、査読プロセス、投稿から採録決定までの時間、APC、購読費用、サービスにどのように料金が割り当てられたのかといった情報が公開されるという。
本サービスは、出版社とのOA(オープンアクセス)契約交渉携わる図書館員、図書館コンソーシアム、助成機関が利用でき、同サービス利用登録を2022年秋から開始するとしている。
[ニュースソース]
Plan S Journal Comparison Service: open for publishers to register and deposit price and service data -- Plan S 2022/05/24 (accessed 2022-05-25)
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2021年12月22日 cOAlition S、ジャーナルのサービスと価格を比較できる"Journal Comparison Service"の構築を開始