米国OSTP(Office of Science and Technology Policy、大統領府科学技術政策局)は、5月26日、"Desirable Characteristics of Data Repositories for Federally Funded Research"を公表した。
本ガイダンスは、連邦政府から助成を受けた研究で生じた研究データのためのリポジトリが備えるべき望ましい特性を示したもの。
すべての種類の研究データを対象にした一般的なオンラインリポジトリと、ヒトデータなど特別な配慮(追加的なデータセキュリティやプライバシーなど)が求められるオンラインリポジトリの望ましい特性について示している。
同局は、これまでの約10年間、少なくとも1億ドルの予算をかけて、連邦政府が助成した研究データをオンラインデジタルリポジトリに寄託するための継続的な計画を進めてきたと説明。本ガイダンスはその取り組みの一環として公表したものであり、新たな研究データの保存・管理手法の登場やニーズに応じて更新することが望ましいなどと述べた。
[ニュースソース]
New Guidance to Ensure Federally Funded Research Data Equitably Benefits All of America -- White House 2022/05/26 (accessed 2022-05-30)