SNSF(Swiss National Science Foundation、スイス国立科学財団)は、6月1日、cOAlition Sへの参加を発表した。
これにより、同財団はPlan S原則を導入。2008年以降、6カ月のエンバーゴ(公開猶予期間)後の論文OA(オープンアクセス)化を義務化していた同財団は、2023年1月1日以降、同財団から助成を受けた研究成果の即時OA化などを義務化する。
同財団は、cOAlition Sへの参加について、OA率100%という数字のみならず、コンテンツの質、良質な査読(ピアレビュー)も重要であると指摘。それらの課題についてもcOAlition Sと協働していくなどと述べた。
[ニュースソース]
SNSF joins cOAlition S - immediate Open Access to scientific articles -- SNSF 2022/06/01 (accessed 2022-06-06)