ACS(American Chemical Society、米国化学会)は、7月15日、中国のCSES(Chinese Society for Environmental Sciences)※とMoU(了解覚書)を締結したと発表した。期間は3年。
これにより、両者は、地球環境問題に対する意識の向上、地球環境に有益なイノベーションの促進など、SDGs(Sustainable Development Goals、持続可能な開発目標)のテーマに重点を置いた活動やイベントの企画・開催のために協力する。
両者は、2019年以降、世界の喫緊の環境課題について、トップ研究者間の研究アイデアの共有・議論を目的に数々のイベントを開催。世界的課題に対する解決策の特定による環境衛生改善への貢献が注目を浴びていることを受け、本MoUを締結したという。
※8万人以上の個人会員、約1,900の組織会員、8つの作業部会、70の支部からなる中国最大の環境科学技術に関わる協会。環境科学、技術管理の分野を網羅している。
[ニュースソース]
ACS and the Chinese Society for Environmental Sciences enter into memorandum of understanding -- ACS 2022/07/15 (accessed 2022-07-19)