KISTI、KCUEおよびKUCLAと電子情報コンソーシアムへの協力を推進するための業務協約を締結

2022年07月26日

アジア・オセアニア

KISTI（韓国科学技術情報研究院）は、7月21日、KCUE（韓国大学教育協議会）およびKUCLA（韓国大学図書館連合会）と電子情報コンソーシアムへの協力を推進するための業務協約を締結したと発表した。

本協約は、KCUEが主管しKUCLAが運営する「KCUEコンソーシアム」（大学電子情報コンソーシアム）と、KISTIが主管する「KESLIコンソーシアム」（電子情報共同購入コンソーシアム）間の協力を促し、コンソーシアム参加機関の電子情報収集・活用における効率化を目的としたもの。

これにより、KISTIは、KCUEコンソーシアムに電子情報コンソーシアム運営システムを支援。KCUEおよびKUCLAは、情報プロバイダーとの交渉のためにコンソーシアムのデータおよび戦略を共有する。

韓国において、大学がジャーナル購読料支出の約80％、研究論文生産の80％以上を担う中、本協約が、ジャーナル購読の効率化やOA転換を促進し、高コストかつ独占的な学術情報利用環境の改善に貢献することを期待しているという。

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