JST(科学技術振興機構)は、9月30日、「第2回 羽ばたく女性研究者賞(マリア・スクウォドフスカ=キュリー賞)」の公募を開始した。
JSTは、「輝く女性研究者賞(ジュン アシダ賞)」などで女性研究者の活躍を推進してきた。特に20歳台後半から30歳台前半の女性研究者は、研究者としての活躍と想定されるライフイベントの時期が重なり一層の支援が求められている。
そこでJSTは、日本の女性研究者の活躍推進を目的に、駐日ポーランド共和国大使館と共催し、マリア・スクウォドフスカ=キュリー※の名を冠した、国際的に活躍が期待される若手女性研究者を表彰する「羽ばたく女性研究者賞(マリア・スクウォドフスカ=キュリー賞)」を2021年度に創設。今回はその第2回の募集を行う。
<表彰内容>
・最優秀賞(1名)
賞金:100万円
副賞:ポーランドへの渡航・研究機関などを訪問する滞在費を支弁(滞在は2週間程度。渡航は2023年秋を想定)
・奨励賞(2名)
賞金:各50万円
<応募要項>
◆応募方法:以下Webサイトにて詳細を掲載
https://www.jst.go.jp/diversity/researcher/mscaward/
◆応募要件
・自薦・他薦とも可能。他薦の場合は、本人の了承が必要
・2023年4月1日時点で博士学位取得後5年程度まで※の女性研究者(ポスドクを含む)、大学院生(博士後期課程)、およびこれらに相当する者。※ライフイベント等による研究活動休止期間を勘案する
・科学技術に関連する幅広い研究分野を対象
・国籍:日本、居所:不問
◆応募期間: 2022年9月30日(金)~12月12日(月)日本時間正午まで
問い合わせ先:JST科学技術イノベーション人材育成部 ダイバーシティ推進室
E-mail: diversity[at]jst.go.jp
※31歳でポロニウム、32歳でラジウムを発見。女性初のノーベル賞を受賞かつ、男女通じて唯一「化学賞」「物理学賞」の2分野で受賞した、ポーランドが生んだ世界的研究者。
[ニュースソース]
第2回 羽ばたく女性研究者賞(マリア・スクウォドフスカ=キュリー賞) - JST 2022/09/30 (accessed 2022-09-30)
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