AUPresses、学術書の査読に関わるハンドブック"BEST PRACTICES FOR PEER REVIEW"第2版を公開

2022年10月04日

北米・中南米

AUPresses(Association of University Presses、大学出版協会)は、9月21日、"BEST PRACTICES FOR PEER REVIEW"の第2版を公開したと発表した。

本ハンドブックは、学術書の査読プロセスについて記したもので、同協会が2016年に発表した初版の改訂版。

第2版には、パンデミックによって生じた編集者と研究者の職務環境および、原稿評価における公平性の重視という変化を反映。

同版では、多様な視点をもたらす査読者の積極的な関与、公平性と周縁化(marginalization)という課題に対処するための査読者の疑義の活用、編集者・著者・査読者の職務上の関係における注意義務の意識向上を促進するセクションを追加・改訂したという。

[ニュースソース]

Revised Peer Review Handbook Debuts -- AUPresses 2022/09/21 (accessed 2022-09-26)