OASPAなど4組織、"Principles of Transparency and Best Practice in Scholarly Publishing"第4版を公開

2022年10月04日

北米・中南米 ヨーロッパ

OASPA(Open Access Scholarly Publishers Association、オープンアクセス学術出版社協会)は、9月15日、COPE(Committee On Publication Ethics、出版倫理委員会)、DOAJ(Directory of Open Access Journals)、WAME(World Association of Medical Editors、世界医学雑誌編集者協会)と共同で"Principles of Transparency and Best Practice in Scholarly Publishing"第4版を公開した。

これは、既存・新規ジャーナルが学術出版における最高基準に到達するための原則。ジャーナルコンテンツ、プラクティス、組織構成、ビジネス慣行など、学術出版の透明性やベストプラクティスに関わる16の原則を示している。

また、本原則では、編集に関わる決定は学術的価値に基づいて行うべきであり、論文の出どころ、著者の国籍、政治的・宗教的信念などの要因に影響されてはならないことなど、学術出版における包括性の必要性を強調している。

旧版は2018年に公開されており、学術出版の状況が変化したことを踏まえ同原則を改定したという。

[ニュースソース]

Revised principles of transparency and best practice released -- DOAJ 2022/09/15 (accessed 2022-09-26)

Principles of Transparency and Best Practice in Scholarly Publishing -- OASPA 2022/09/15 (accessed 2022-09-26)

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2018年01月24日 OASPA等4組織、学術出版における透明性の原則とベストプラクティス第3版を公開