COAR、リポジトリにおける多言語・非英語のサポートに関する勧告を発表

2022年11月04日

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COAR(Confederation of Open Access Repositories、国際オープンアクセスリポジトリ連合)は、11月1日、リポジトリにおける多言語・非英語のサポートに関する勧告を発表した。

これは、"COAR Task Force on Supporting Multilingualism and non-English Content in Repositories"※による「リポジトリ内のすべてのレコードに、リソースの言語を識別する言語メタデータフィールドのタグおよび、メタデータの言語を識別するタグを含めるべき」とする勧告。

本勧告を掲載した同連合のサイトでは、学術コミュニケーションにおける多言語主義を主張するイニシアチブ"Helsinki Initiative on Multilingualism in Scholarly Communication"や、UNESCO(United Nations Educational, Scientific and Cultural Organization、国連教育科学文化機関)オープンサイエンス勧告など、研究者に対して英語での研究成果の発表・出版を求める数十年に及ぶ方針が変わり始めていることなどを紹介している。

※2022年8月に発足した、多言語および非英語コンテンツの管理におけるリポジトリ向けグッドプラクティスの開発・促進を目的としたCOARの作業部会。

[ニュースソース]

COAR Announces first recommendation for supporting multilingual and non-English content in repositories -- COAR 2022/11/01 (accessed 2022-11-02)