WHOおよびWMO、気候および健康に関わるOA知識プラットフォームの立ち上げを発表

2022年11月04日

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WHO(World Health Organization、世界保健機関)およびWMO(World Meteorological Organization、世界気象機関)は、10月31日、気候および健康に関わるOA(オープンアクセス)知識プラットフォーム"ClimaHealth"の立ち上げを発表した。

本プラットフォームは、Wellcome Trustのサポートを受けて、学際的な気候科学・健康科学・環境科学分野の従事者に技術的参照点を提供することを目的として構築されたもの。同プラットフォームを通じて世界中の専門家とつながることができ、今後のイベント、ニュース、技術的資源・データなどさまざまな情報を検索できるという。

WHOは、公衆衛生向けの気候科学・環境科学に関わる情報およびツールを活用した疾病予測や暑熱健康早期警告システムなどにより、多くの命を救える可能性があるなどとコメント。本プラットフォームは気候と健康の関係性に対する理解を深め、リスク・影響の予測や軽減に役立つとしている。

[ニュースソース]

WHO and WMO launch a new knowledge platform for climate and health -- WHO 2022/10/31 (accessed 2022-11-02)