Taylor & Francis社は、11月7日、Research Square社の"Research Quality Evaluation Service"を試用すると発表した。
同社は、適任な査読者を素早く発見するために同サービスを試用。同社の少数のジャーナルに導入するとしており、妥当な時間内に査読者を見つけることが難しいジャーナルが対象だという。
Research Square社は、対象ジャーナルの編集者がすぐに査読レポートを入手できるよう、論文と適切な査読者とを照合するサービスを提供するという。
同社は、Research Square社の標準サービスにおいて、査読結果が肯定的であるか否かに関わらず、査読者に対し少額の謝礼が支払われていることを紹介。同社は、その点について、賛否はあるものの、証拠に基づいた議論を行っており、本試用から得られる知見もその議論に貢献することになるだろうなどと述べた。
[ニュースソース]
Taylor & Francis Pilots Research Square's 'Research Quality Evaluation Service' to help Accelerate Peer Review -- Taylor & Francis 2022/11/07 (accessed 2022-11-10)