DOAB、査読およびOAモノグラフの信頼性向上を目的としたサービス"PRISM"を正式に開始したと発表

2022年11月22日

ヨーロッパ

DOAB（Directory of Open Access Books）は、11月16日、PRISM（Peer Review Information Service for Monographs）を正式に開始したと発表した。

PRISMは、査読およびOA（オープンアクセス）モノグラフの信頼性向上を目的としたサービス。学術出版社のカタログで査読プロセスに関する情報を表示する標準化された方法を提供するもので、DOABのサイトで出版社名およびモノグラフの横にPRISMロゴが表示されるほか、DOAB APIを通じて利用できるメタデータにも査読情報が含まれる。

本サービスにより、出版社はモノグラフに適用された査読プロセス・ベストプラクティスのアピールに、図書館や助成機関はモノグラフの品質管理プロセスの確認に活用できるという。

なお、本サービスは、OPERASのサービスとして、DOABが提供するという。

［ニュースソース］

DOAB officially launches its new service to further build trust in peer review and open access academic book publishing -- DOAB 2022/11/16 (accessed 2022-11-18)