NISTEP、「女性役員比率の労働生産性へ与える効果及びイノベーション実現との関係」を公表

2022年11月29日

日本

​NISTEP(National Institute of Science and Technology Policy、科学技術・学術政策研究所)は、11月24日、「女性役員比率の労働生産性へ与える効果及びイノベーション実現との関係」(DISCUSSION PAPER No.217)を公表した。

本調査は、一般統計「全国イノベーション調査(2022年調査)」と企業のCSR(Corporate Social Responsibility、企業の社会的責任)に関する情報とを接合したデータセットを用いて、企業単位のプロダクト・イノベーションあるいはビジネス・プロセス・イノベーションの実現と女性役員比率との関係を調べたもの。

その結果として、女性役員比率の上昇は労働生産性を因果の意味で上昇させること、女性役員比率と当該企業のビジネス・プロセス・イノベーションの実現とが有意に正に関連していることが示されたという。

[ニュースソース]

女性役員比率の労働生産性へ与える効果及びイノベーション実現との関係 [DISCUSSION PAPER No.217]の公表について - NISTEP 2022/11/24 (accessed 2022-11-28)